スキンケア

背中ニキビの原因はシャンプーとリンス!

 

一般的に、ニキビのお悩みと言えば顔にできるニキビをイメージすると思いますが、実は、背中にできるニキビで悩む方も、それと同じくらいか、それ以上に多くいらっしゃると言われています。

背中は、顔ほど丁寧にスキンケアをしないという方が多く、ニキビができてしまっても治りが遅く、また、普段は、人に見られないし、自分でも見えにくい部位なので、少しは気になっても、とりあえずそのままほったらかしにしてあるという方も少なくないようです。

しかし、背中ニキビでお悩みの方からすれば、人に背中を見られるのが恥ずかしいため、夏は海水浴に行っても水着を着ることをためらったり、パーティーや結婚式などに参加するときに、背中の空いたドレスが着れないと悩んだりと、女性にとっては大問題です。

ニキビの悩みがない方は「背中にも・・・?」と、思うかもしれませんが、背中の肌は、顔と同じく皮脂分泌が過剰なところが多くてニキビができやすいところで、また、胸やお尻もできやすい場所になります。

さらに、衣類で擦れたり、寝汗や運動後に汗を掻いてもなかなか綺麗に拭き取ることができずに不衛生だったりと、いろいろな要因が挙げられますが、その中でも、かなり大きな原因とされているのが、髪を洗うときに使用するシャンプー剤やリンスではないかと言われています。

洗髪にシャンプーやリンスを使用した後、頭皮や髪、顔はしっかりと洗い流しても、背中までは考えたことがなかったという方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方は、洗髪をするたびに、シャンプーやリンスの成分が背中に付着して、背中の肌に負担をかけてニキビができやすい状態をつくっているというわけです。

洗髪のときの洗い残したシャンプーやリンスの成分が肌に不着していれば、それは肌にとって異物ですから刺激を受けて、かゆみや赤みといった炎症を起こしたり、角質に悪影響を与えたりしてしまいます。

もともと、シャンプー剤は、髪や頭皮の皮脂や汚れを落とすために、洗浄力を強くする合成界面活性剤が含まれていることが多く、この成分は、顔や背中、胸などの肌に強い刺激を与えてしまいます。

さらに、リンスには、髪のキューティクルを守るためにコーティングする成分が含まれており、これが肌に付着すると毛穴を塞いで、その毛穴にアクネ菌が繁殖してニキビができ始めてしまいます。

このようなことから、洗髪後は背中も洗い残しがないように徹底することが背中ニキビにつながります。

まずは、入浴時の洗う順番をチェックしてみましょう。

髪を洗ってから、体、顔という順番で洗えば、シャンプーやリンスの成分を洗い流すことができます。

また、髪を洗うときは、上半身を反らすか、横に傾けるなどして顔や背中、胸にかからないようにしましょう。

 

 

思春期ニキビと大人ニキビ

10歳代の若い頃にできるニキビは、思春期ニキビと言われ、顔にでき始めても若さの証明とばかりに、あまり気にしていない人もいらっしゃるようですが、顔中に広がってニキビだらけの顔になってしまうと大問題です。

青春真っ只中の思春期の人、特に女性にとってニキビだらけの顔は、鏡で見るたびに憂欝になり、言葉ではいい表せないほどの悲しみに陥って、性格まで暗くなってしまうというケースは少なくないのではと思います。

そんな思春期ニキビは、成長期における男性ホルモンの分泌が一時的に高まることで、皮脂が過剰に分泌され、その皮脂が毛穴に詰まることが原因で発生し、額や鼻まわりのTゾーンと呼ばれる場所を中心にできるという特徴があります。

また、遺伝的な要因が強く、オイリー肌にできやすいとされています。

18歳を過ぎた頃になると、徐々に皮脂の分泌も落ち着いて、自然と改善されていきますが、ニキビができている間は、どうしても「ニキビを早く治したい・・・」「ニキビを消して綺麗な肌になりたい・・・」という気持ちが強く、つい、藁にもすがる思いで、口コミなどのウソの情報に騙されて間違ったケアをしてしまいがちです。

その結果、悪化して、ニキビ跡として残ってしまうこともあるので十分に注意して下さい。

もし、ニキビが顔中にできてひどい場合は、専門の医師に診断してもらいましょう。

このように、成長期における男性ホルモンの影響で発生する思春期ニキビに対して、20歳を過ぎて成人してからできるニキビは、大人ニキビといいます。

大人ニキビは、睡眠不足が続く不規則な生活や栄養が偏る乱れた食生活、ストレス、運動不足など、日々の生活の中のあらゆることが影響して、ホルモンバランスが崩れたり、免疫力が低下したりして発生します。

そして、顎や口まわりを中心にできて、思春期ニキビとはできる場所が異なります。

また、大人ニキビは、治ったと思っても、また直ぐに同じ場所に繰り返してできるという思春期ニキビと比べて治りにくく、跡も残りやすいとされています。

ニキビを予防し、改善する基本的なケアは、正しい洗顔、その後、しっかりと保湿することが大切ですが、大人ニキビは、それと並行して、日々の生活習慣を見直すことが必要です。

まずは、毎日、6時間以上の十分な睡眠を取り、栄養バランスの良い食事を規則正しく食べて、ストレスも溜めないなど、規則正しい生活を送るという体の内側からのケアが必要というわけです。

ちなみに、ニキビは医学的には「尋常性ざ瘡」といい、一般的に「吹き出物」と呼ばれているものはニキビのことです。