食事量を減らすよりも基礎代謝量を高めることが必要!

 

健康診断を受けてメタボリックシンドローム予備軍と診断されて健康に不安を感じている中高年の方や、テレビ、ファッション雑誌などで活躍している美しいプローポーションのモデルさんやタレントさんに憧れて、自分もそのような美しいプロポーションを手に入れたいと願う女性など、さまざまな目的を持ってダイエットを志す方が大勢いらっしゃいます。

しかし、中には、どう見ても十分に痩せていてダイエットなどは必要ないように思われても、まだまだ痩せたいと無理にダイエットを続けているという方も少なくありません。

本来、ダイエットの目的は、余分な体脂肪を減らして健康な体の維持と増進に貢献するものですが、どうも、現代のファッション業界の中には、痩せ過ぎで、とても健康的とは思えないモデルさんが結構いらっしゃるようで、そんな痩せ過ぎを目指している若い女性も多く存在しているようです。

もちろん、一般的に見れば、痩せ過ぎは健康に悪いだけで、決して美しく見えることはありません。

しかも、痩せ過ぎを目指しているダイエット法が大幅に食事量を減らすだけの手法というケースは最悪です。

実際に、ダイエットを実践している方の中には、毎日忙しくて時間的な余裕がないので手軽に行える無理な食事制限をしている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ダイエットを単純に考えれば、1日あたりの総消エネルギーが摂取エネルギーを上回るような赤字の生活を続けていれば痩せることができます。

しかし、人間の体は、そんなに単純ではありません。

確かに、大幅に食事量を減らし、辛くても痩せるためならと我慢し続けて数週間過ごせば、体重は徐々に減って行きます。

ここで、食事を我慢した成果が順調に現れていると思ってしまうでしょうが、ある時期から、なかなか体重が減らなくなってしまいます。

もともと人間の体は、体脂肪は飢餓状態に陥った時の備蓄として蓄えようとする働きがありますので、食事制限をして体重が順調に減っていても、その少ない摂取量を体が飢餓状態と判断して、省エネモードに変わってしまいます。

すると食事制限を続けても、なかなか体重が減らない停滞期となりなります。

しかも、その体重を維持するには、一生、食事を我慢し続けなければならないということで、もし、食事制限を止めて前の食事量に戻せば、あっという間にリバウンドで前の体重に戻るだけでなく、それ以上に激太りすることになります。

実は、この食事制限によって体重が減った時点で、大きな問題が発生しています。

本来は、余分な体脂肪を減らさなければならないのですが、食事制限で減った体重の中身は、体脂肪よりも筋肉が半分以上を占めるということです。

例えば、5kgの体重が減ったとしたら、2kgが脂肪で、3kgが筋肉という割合になります。

なぜ、筋肉量が減ることが問題かというと、筋肉量と基礎代謝量は比例関係にあり、筋肉量が減ることで基礎代謝量も低下してしまうからです。

基礎代謝とは、人間が生命を維持するために最低限必要なエネルギー代謝のことで、これに対して、ダイエットのための運動や日常的な仕事などで使われるエネルギー消費は、活動代謝と呼ばれています。

健康的に痩せるためには、まずは、この基礎代謝量を高めることが必要で、現在のダイエット法の中では、最も効果的な手法とされています。

基礎代謝量を高めれば、1日あたりの総消費エネルギーが高まり、特別に運動などしなくても摂取より消費エネルギーのほうが高いという赤字の生活スタイルが作りやすく、結果的に痩せやすい体ということです。

また、リバウンドしてしまう大きな原因は、筋肉量が減って基礎代謝量が低下して1日当たりの総消費エネルギーが減少しているにもかかわらず、前の食事量に戻せば、当然、過食状態になってしまうからです。

健康的に痩せたければ、まずは、筋肉を鍛えて基礎代謝量を高めることから始めましょう。

 

 

  • 12月 13, 2015
  • ダイエット
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