思春期ニキビと大人ニキビ

10歳代の若い頃にできるニキビは、思春期ニキビと言われ、顔にでき始めても若さの証明とばかりに、あまり気にしていない人もいらっしゃるようですが、顔中に広がってニキビだらけの顔になってしまうと大問題です。

青春真っ只中の思春期の人、特に女性にとってニキビだらけの顔は、鏡で見るたびに憂欝になり、言葉ではいい表せないほどの悲しみに陥って、性格まで暗くなってしまうというケースは少なくないのではと思います。

そんな思春期ニキビは、成長期における男性ホルモンの分泌が一時的に高まることで、皮脂が過剰に分泌され、その皮脂が毛穴に詰まることが原因で発生し、額や鼻まわりのTゾーンと呼ばれる場所を中心にできるという特徴があります。

また、遺伝的な要因が強く、オイリー肌にできやすいとされています。

18歳を過ぎた頃になると、徐々に皮脂の分泌も落ち着いて、自然と改善されていきますが、ニキビができている間は、どうしても「ニキビを早く治したい・・・」「ニキビを消して綺麗な肌になりたい・・・」という気持ちが強く、つい、藁にもすがる思いで、口コミなどのウソの情報に騙されて間違ったケアをしてしまいがちです。

その結果、悪化して、ニキビ跡として残ってしまうこともあるので十分に注意して下さい。

もし、ニキビが顔中にできてひどい場合は、専門の医師に診断してもらいましょう。

このように、成長期における男性ホルモンの影響で発生する思春期ニキビに対して、20歳を過ぎて成人してからできるニキビは、大人ニキビといいます。

大人ニキビは、睡眠不足が続く不規則な生活や栄養が偏る乱れた食生活、ストレス、運動不足など、日々の生活の中のあらゆることが影響して、ホルモンバランスが崩れたり、免疫力が低下したりして発生します。

そして、顎や口まわりを中心にできて、思春期ニキビとはできる場所が異なります。

また、大人ニキビは、治ったと思っても、また直ぐに同じ場所に繰り返してできるという思春期ニキビと比べて治りにくく、跡も残りやすいとされています。

ニキビを予防し、改善する基本的なケアは、正しい洗顔、その後、しっかりと保湿することが大切ですが、大人ニキビは、それと並行して、日々の生活習慣を見直すことが必要です。

まずは、毎日、6時間以上の十分な睡眠を取り、栄養バランスの良い食事を規則正しく食べて、ストレスも溜めないなど、規則正しい生活を送るという体の内側からのケアが必要というわけです。

ちなみに、ニキビは医学的には「尋常性ざ瘡」といい、一般的に「吹き出物」と呼ばれているものはニキビのことです。